フリーダイバー菊本

魚突き、フリーダイビング、息止め、空家再生の話を書いていきます

【フリーダイビング世界大会遠征のためのクラファンご支援・ご協力のお願い】

こんにちは!フリーダイビング日本代表の菊本丞馬です。
 
僕は2年前のフリーダイビング世界大会で【−81m】を潜り、日本男子【歴代】3位となりました!そして今年も同大会の日本代表として選任されました!
 
 ぜひとも出場し、日本男子【歴代】2位の記録となる-90mを目指したい!と思い、今日は遠征費ご支援のお願いに上がりました!!!
 
「なんで2位やねん!」と言われそうですが、1位を目指すのは今の僕にはまだ、無理です!苦笑 日本ランク1位との差は-24m。1位への布石として今年は-90mに挑戦します!!!
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◼️フリーダイビングとは

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簡単にいうと「息を止めてどれだけ深く潜れるか」を競うスポーツです。
海外での競技人口が爆増中で、世界的に注目を浴びています。
 
世界1位の選手の記録は−130m。
4分ほど息を止めて、体一つで130m潜り、また泳いで帰ってきます。
 
尋常じゃありません。
競技中に気絶したり、最悪の場合は息を引き取る選手もいる大変危険なスポーツでもあります。
 
選手たちは
・体づくり
・メンタルトレーニング
に長い時間をかけて取り組みます。
残念ながら日本の海は深度の浅いところがほとんどで練習が難しいため、日本人選手の多くは「深く潜れる海」を求めて世界で旅を続けています。
 
ちなみに大会で良い記録を残したとしても、たとえ世界一になったとしても、一円も賞金は出ません。
 
「じゃあこんな危険なスポーツ、なんでやるんだ?」
とよく言われます苦笑
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◼️フリーダイビングを始めたきっかけ

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そもそも僕がフリーダイビングを始めたのは『グランブルー』という映画を観たことがきっかけでした。
 
「こんなスポーツがあるのか、そういえば自分も潜るの好きだったからできるかも?」というちょっとした好奇心で、近くのフリーダイビングチームに連絡をしました。
 
その時すでに29歳。スポーツ選手としては完全に遅咲きです。
 
特に体も鍛えていなかったし暴飲暴食の日々だったのですが、どうやら「耳抜きしやすい体質」がこのスポーツに合っていたようで、初めての潜水で15mの記録を出せました。
 
他のフリーダイバー達に驚かれ、「これいけるかも?」と思いました。
それから少しずつ、最初は国内で夏の時期だけ練習を開始。
 
フリーダイビングは「息を止めて泳げれば誰でもできるスポーツ」だろうと思っていましたが、そうでもありませんでした。
 
まず-40mくらいを超えてくると、鼻をつまむやり方の息抜きでは抜けなくなってきます。なので僕も特別な息抜きの方法を取得するためフィリピンまで修行に行きました。
 
深く潜るほど全身に、水圧がやばいくらいかかってきます。
 
例えば-90m潜るとだいたい肺は握り拳ぐらいの大きさまで圧迫され、小さくなります。それに耐えうる体にするため、体の仕組みを学び内臓を鍛える必要がありました。
 
自分自身の頭と体を使って、研究し→練習し→実践することで少しずつ記録が伸びることに魅力を感じ、フリーダイビングにどんどんのめり込んでいきました。
 
息を止めているのはもちろん苦しいのですが、水から上がった時には「生きてる〜!」と生命を感じられます。
 
ランキングはつきますが、基本的には自分自身との戦いです。申告した深度にまで潜って帰ってくると、敵味方関係なく喜び合います。
 
本当にクレイジーで魅力的な競技なんです。
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◼️今年、-90mにチャレンジしたい理由

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-90mというのはフリーダイビングでは一つの関門で、このくらいの深度になってくると1m記録を伸ばすのもかなり難しくなってきます。
なぜなら
・数字へのプレッシャー
・体への負担。地上の10倍の気圧なので、肺は10分の1の大きさに小さく圧迫される
・安全管理費、遠征費など費用がかさむ
・1回潜った後の心身の疲労
 
などにより、練習でも何度も潜れる深度ではないからです。
正直、僕自身も全く想像できていません。
自分の体がどうなるのか。
 
今までなら泳いで戻れる自信があったが、万一-90mの水深で何かあった場合はどうしよう、無理かも。
 
賞金も出ないし家族にはいろんな面で負担をかけてしまう。
 
それでも、
「限界に挑戦したい!まだ見たことのない世界に行ってみたい!」
と強く思っています。
 
多くの人がやったことのないことをしたい。
苦しさや葛藤や感謝、いろんな感情を味わいたい。
39歳遅咲きのスポーツ選手でもできることを証明したい。
 
そしてさらに2〜4年後には、日本歴代1位になりたい!!!との思いから、今年度は-90mを目指すこととしました。
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◼️今後について

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今年度の大会に出場できた暁には-90mを目指しますが、さらに2年後の大会には全選手が憧れる-100mを潜りたいと思っています!!!
その先は-105mを潜り、日本歴代1位になるつもりです!!!
 
現在、歴代1位の記録保持者は、日本のフリーダイビング界のレジェンド 篠宮選手です。
2010年に当時世界ランク1位の-104mを潜り、日本国内では今も誰にも記録を塗り替えられていません。
 
近いようで遠い-24m。
僕が、この記録に到達したい。
 
フリーダイビングは深さに体を少しずつ慣らしていかないと絶対に潜れないので、今年度-90mを潜れるか否かが肝となってきます。
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◼️さいごに

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昨年、海で練習中に気絶してしまったことがあります。
 
奇跡的に一緒に練習していたフリーダイバーが気づいてくれ、助けてくれました。
当日の天候にも左右される海のスポーツは、何が起こるか誰にもわかりません。
 
また、深海は本来人が踏み入っていい場所ではありません。
暗い、冷たい、独りぼっち、息ができない、気圧は地上の10倍。
 
そんな危険な場所に、ワクワクと恐怖、2つの異なる感情を抱えながら生身の体一つで潜りにいきます。
 
だからこそベストを尽くせるよう、みなさまから応援とご支援をいただき、大会までの残り1ヶ月半、精一杯がんばりたいと思っています。
 
この1年は「世界の舞台で-90mを潜りたい」との思いを胸にいだき、ひたすらにトレーニングを重ねてきました。
 
腕の筋力がないため紐を引く力が弱く、深海から戻ってくるスピードが遅いという課題を乗り越えるべく、毎日筋トレに励んできました。
 
順調に腕の筋力はアップしており、-90mは目の前まできてると思います。
僕は壱岐島で民宿を経営していますが、夏は繁忙期。
 
お客様対応があるので、自分の練習のために海へ出ることはほぼできません。
なので今年はお客様の受け入れ人数を去年の2分の1に減らし、島でのほとんどの時間をトレーニングに費やすと決めました。
 
漁師にお願いして船を出せば-80m近い深度の海に出られるので、安全のためフリーダイバー仲間に来島してもらい一緒に潜ってもらいます。
 
クラファンで150万円以上ご支援いただくことができたら、少し早めの9月初旬に出国して、海外のもっと深い海で練習を重ねてから大会に臨みたいと思っています。
 
今の所お金は足りません。だからそもそも行けるかはまだわかりません!
でも体と心の準備は万端です!!
 
僕のできる限りのリターンもご用意いたしました。
何卒皆様からのご支援をよろしくお願い致します!!!
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◼️送金方法とリターン

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①Paypayの方:番号が、08035504651になりますので、登録後送金ください。
②振り込みの方:楽天銀行 ピアノ支店 普通 2863932 キクモトジョウマ が振込先になります。
金額はいくらでもうれしいです!
 
リターンはこちらです。
・~1万円
→心のこもったお礼メール、結果のご報告を個別にお送りいたします。
・3万円
→JOMA1日フリーダイビングトレー二ング or 私の趣味である魚突き、狩猟でとれるウニ、イシダイ、猪肉、鴨肉、のうちどれかお好きなものをお送りいたします。
・6万円
→3万円の品×2回 or 長崎か支援いただいた方のお住いのエリアにて1日みっちりJOMAと遊ぶ権利。長崎なら、一緒に魚突きや狩猟をしたり、自宅にある薪ストーブサウナで遊べます。
・10万円
→10万円出してくれた方は親友認定します。多少無理のある要望でも喜んで引き受けます。
例えば、「クエパーティやるから太ったクエ1匹丸々送って」「ジビエ会やるから、猪肉、アナグマ太ったやつ送って」「バリで魚突きしたいからアテンドして」「壱岐でクエ突けるポイントまで連れてって」
など、ハードな要望を喜んで承ります。※別途諸費用は必要となります。
・30万円
→2年間のスポンサー枠です。ウエットスーツに企業ロゴいれる。フィンにロゴ入れる。SNSでの投稿に企業名を入れる。
 
僕の記録はまだ81mですが、今年90m、さらに2年後には100m、3年後には日本記録となる105mを成功させ、それなりの知名度になる予定でいます。
 
いまのうちにスポンサー契約していただければ、払っていただいたお金以上にメリットをお返しできると考えています。
 
みなさま是非とも、ご支援お待ちしております。
 
みなさまから頂いた貴重なお金をもとに精一杯努力し、本番では未知なる深度90mに挑んで参ります。
 
菊本丞馬