こんにちは、じょうまです。
2022年12月8日から1週間バリに魚突きに行ってきました。
今回はその旅で得た現地の情報を共有します。
・バリに魚突き行ってみたい方
・ワクチンを接種してないがバリに行きたい方
には役に立つ情報かと思います。では、始めます。
航空券
行きは、福岡→仁川(韓国)→バリのコリアンエア
帰りは、バリ→バンコク→福岡のタイエアライン
を使いました。
費用は15万円でした。少し高かったです。
今は、航空券高いらしいのでもう少ししたら、値段は下がっていくでしょう。
医師の診断書の事前準備
バリに行くには、「ワクチン証明」もしくは「何かしらの理由でワクチンが接種できない医師の診断書」が必要となります。
僕は、去年のキプロスから日本に帰った際、ホテル隔離3日の間にコロナに感染する(一緒の部屋にいた妻、子供2人は陰性)という謎の経験をしたため、コロナの免疫が既にあることと、その際無症状でしたので、ワクチンは不要と考えているため、ワクチン接種をしておりません。
そのため、バリへの入国には医師の診断書が必要となります。
診断書は、「ワクチンを打つとアレルギー反応の恐れがあるためワクチンを打たないことを推奨する」といった内容です。
出国1ヶ月前に僕は気軽な気持ちで家に一番近い病院に行き、「ワクチンのアレルギー反応があるので診断書を書いて欲しい」と医師に伝えました。
すると、あなたがアレルギーであることを証明できないので、うそを書くことはできないと言われました。
この診断書を読んでもらうとわかりますが、医師は「推奨しない」と書くだけなので、仮に僕がアレルギー反応がなかったとしてもうそにはならないんですよね。
あくまでも推奨しないと言ってるだけですので。
そのことを伝えても「ダメ」の一点張りでした。
しょうがないので、近い順に4件くらい行きましたが、全部ダメでした。
これは、流石に効率が悪いと、最近海外に行ってたワクチン反対派の友人を思い出し、融通のききそうな医師を紹介いただき、書いてもらうことに成功しました。
こちらがその診断書になります。
上の隠れてるところは、僕のデータですね(住所、性別、生年月日、年)
その下は、医師の見解
その下の隠れてるところは、病院の住所と医師の名前、後ハンコがあれば完璧です。
この文言をそのまま使ってもらってオッケーです。
書いてくれる医師に関しては、僕みたいに当てずっぽでいくと非常に効率が悪いので、知ってそうな人から紹介してもらってください。
ちなみに一部で噂されている国立病院でなくとも大丈夫です。
長崎なら僕が紹介できます。
PCR検査の事前準備
バリへの渡航には、原則PCR検査は必要ありません。
しかし、無料だったこともあり、念のためとっていくことにしました。
今回の出発は、12/8の14時でした。PCR検査は2日前の12/6の夕方頃とりました。
PCR検査は72時間有効です。また、結果が出るのに半日くらいかかります。
到着の時に見せる可能性もあるので、到着時間も考え日本出発1.5日前に取るのが一番いいかと思います。
英語表記が本当はいいと思いますが、今回は日本語表記で挑みましたが結果大丈夫でした。
まとめると、ワクチンを打ってなかった僕は、「医師の診断書の英語版」と「PCR検査の陰性証明日本語版」を持参しバリに向かいました。
福岡空港にて
コリアンエアのチェクインカウンターにて、一緒に行った友人はワクチンを打ってたのでワクチン証明を見せすぐにチケット発行されました。
僕は、「医師の診断書」を見せましたが、イレギュラーケースなのかスタッフがインドネシアの情報を色々調べ始めました。
そして、PCR検査も見せてくださいと言われたので、「インドネシアの入国には本来必要ありませんが、一応取ってきてるのでお見せしますね」と言って見せました。
「英語表記でないので、もしかしたら現地でPCRを受ける必要があるかもしれません」と言われましたが、それ以上はなんの問題もなくチケットが発行されました。
スタッフは医師の診断書を特段じっくり読んで、その病院が本当にあるかどうかを調べる感じでもなかったので、最悪自分で作ってもバレないんじゃないかと思いましたw
福岡→仁川→バリの飛行機にて
福岡→仁川はマスク無しでオッケーでしたが、仁川→バリはなぜかマスクつけろとうるさく言われました。
時間が長かったからかな?
ちなみに、仁川→バリは7時間のフライトです。
コリアンエアは面白い映画があまりなかったので、少し退屈でした。
バリ空港にて
飛行機から降りると入国手続き前にスタッフの「ワクチン接種」のチェック箇所があります。
そこで、医師の診断書を見せたのですが、問題なく通過でした。
向こうもほとんどチェックしておらず、ほぼザルの状況でした。
もちろんPCR検査もありませんでした。
しかし、入国カウンターでものすごく並びました。1時間くらい並んだと思います。
ちなみに、この時にビザを買う必要がありますので、買ってから並ばないといけません。※オンラインで予め買っておく方法もあるのでその方がスムーズです。
買う場所はその辺のスタッフに「ウェア イズ ビザ」と言えば教えてくれます。
バリの滞在先
今回はサヌールにある友達のビラに泊まらせてもらいました。
こんなところです。
サヌールは空港からタクシーで30分(タクシー代約1000円)で着くので便利な場所です。
以前クタに滞在したこともありますが、人が多すぎて鬱陶しいので、サヌールあたりがちょうどいいです。
もし、もっと静かな環境が良ければより北側に行けば人は少なくなります。
通貨、両替
バリの通貨はルピアです。
1万円が1130000ルピアなので初め0がたくさんあり混乱します。
わかりやすい計方法は0を2つとればおよそ日本円の価値とほぼ同じになります。
また、レストランのメニューなどでよく
ナシゴレン 60などと書かれていますが、これは60kの略です。kは1000の意味なので本当は60000ルピアなのですが、略して60と書いてあります。
この場合は0を1つ増やすと日本円の価値とほぼ同じになります。
両替方法ですが、街中にたくさんの両替屋があります。空港で両替してもいいのですが、レートが悪いので街中の方がいいでしょう。
僕が行ったときの正規レートは、1万円で1130000ルピアでした。
街中の両替屋は109から110で取引されています。計算すると3%ほど手数料をとられてますが、これは良心的な方なので両替してオッケーです。
たまに、114とかで他よりも高いレートを書いてる両替屋がありますが、だいたい詐欺なので近づかない方がマシでしょう。
詐欺店の特徴として、
・店舗を構えておらず木製のカウンターのみで営業
・1番高額紙幣である100000ルピアで渡さずに50000ルピアやそれ以下の紙幣で渡してきて、量を多くさせこちらを混乱させる
・紙幣をこちらに渡した後に、も一回数えるからよこせと言い2.3枚抜き取る
・0がたくさんあることに慣れてない外人に対して本来1400000渡さないといけないところを140000しか渡さない。
このような事をしてくるので気をつけてください。まともな両替屋は店舗をきちんと構えています。
ちなみにATMでお金を引き出そうとすると2000000ルピア(2万円くらい)がマックスでしか引き出せません。手数料が400円くらい取られますが、手数料は2%ほどなので、レートは悪くないでしょう。
ただ、大金が必要な方は何回も引き出さないといけなくめんどくさいです。
日本円はいくらか持ってた方が便利だと思います。
物価
最近はバリの物価は高くなったと言われてますが、日本に比べればまだ安いです。
特にタクシーは、だいたい日本の1/5くらいです。
マッサージは1時間1000円ほど
水は1リットル50円くらい
きれいなレストランの食事は日本よりちょい安くらい。
ローカルフードは、日本の1/3くらいの値段です。
ただ、ビールは日本と同じ値段で、日本酒や焼酎、ウイスキーは日本よりも全然高いです。
バリへのお土産はジャクダニエルのボトルを日本から持っていけば非常に喜ばれるみたいです。
ただ、持ち込み制限があり1人1ℓまでなので、1本しか持ち込めません。
そのため、バリに酒を持ち込みたい外人は、シャンプーなどの他の容器に入れたりして頑張って持ち込むという裏話も聞きました。
食事
バリの食事は非常に美味しいです。外国にきてご飯がこんなにうまいと思ったことは最近ではかなり久しぶりです。
僕は、いっちゃなんですが舌が肥えてる方です。
食うのが好きなので、いろんなうまいもんを食べてますし、料理もそれなりにします。
僕がよくフリーダイビングの練習で滞在していたフィリピンは飯がまずかったです。
大会で行ったフランス、キプロスも基本飯はまずいし、高いです。
経由池で行ったドバイは一番最悪で、日本の3倍くらいの値段がするのですが、料理はどれもくそまずいです。
その点、バリは飯が本当にうまいです。インドネシア料理がうまいのもありますが、バリにはイタリアン、スパニュッシュ、ラーメン、日本食、中華などなんでもあり、そのどれもがレベル高いです。
日本以外でこんなにも食のレベルが高い国に久しぶりにこれて嬉しかったです。
魚突き1日目
お待たせしました。ようやく本題の魚突きに関しての情報です。
今回1日目、2日目の魚突きはこちらのmario spearfishing を利用しました。
あとで聞いた話ですが、マリオのツアーはバリの中で最高級5⭐️ツアーらしいです。
内容は、
・魚突きギア全て無料レンタル
・ポイントまで超快適ダイビング船で移動
・ガイドシステム
・激うま弁当とフルーツ付き
・取った魚は料理してくれる
順番に説明していきます。
魚突きギア全て無料レンタル
具体的には、最強水中銃、ウェットスーツ、マスク、スノーケル、グローブ、ソックス、フィン、フロートはレンタルできますので、手ぶらで行っても大丈夫です。
ただ、僕は今回、ウェットスーツとマスク、スノーケルだけは持って行きました。
レンタル品は、比較的きれいなので、心配不要です。
ただ、フィンはプラスティックのロングフィンなので、慣れてない方は自分のを持ってた方がいいでしょう。
今度は、自分のカーボンフィンを持って行こうと思いました。
ポイントまで超快適ダイビング船で移動
バリで魚突きをやる人はこちらのローカル船を使うことが多いようです。
マリオの船は屋根のある元ダイビング船で移動でき快適です。
エンジンもでかいので、高速で移動でき、遠くのポイントも攻めることができます。
詳しくは動画を見てみてください。
ガイドシステム
ガイドが一緒に海に入り、水中銃のゴムを引く、魚を絞める、ポイントを教えてくれる、潜ってる間セーフティをしてくれる、など色々めんどくさいことをやってくれます。
僕らがやることは、潜って魚を見つけ指一本動かすだけです。
これを殿様魚突きと呼び、マリオ船ならではシステムです。
取った魚の料理
最終的に取った魚は、刺身にしたり、イカンバカール(焼き魚)にしたり、イカンバカール(魚フライ)にしたりで料理に変えてくれます。
魚突きで疲れて帰ってきたら、プールに入ってシャワーを浴びて着替えたら、もう料理ができているのは幸せです。
料金
今回は、船に4人で乗り朝9時から夕方15時くらいまで海にいて魚突きをしました。
料理なども全部ひっくるめて、2日で1人5万円くらい払いました。
時期、人数、行く場所、リピーターかどうかなどにより料金は変動するみたいなので、自分で直接問い合わせてもらってもいいですし、不安なら僕が代わりに料金を聞くこともできますので、行きたい方は気軽にご連絡ください。
ポイント①
1日、2日ともペニダ島周辺で魚突きをしました。サヌールから高速船で40分くらいです。
ペニダ周辺で3から4つポイントを周ります。
甘く見ていた自分も悪いのですが、バリの沖合は波が高く、潮流も激しいので船が結構揺れます。
そのため、若干船酔いしました。一緒に来ていた友人は完全にダウンして海に入れず船で寝てました。
酔い止めを飲む、睡眠は十分取る、前日酒を飲みすぎないなどの事前準備が必要です。
ペニダ周辺の海は、透明度20メートル以上、水温28から30度と快適です。
僕は2ミリのフード無しウェットスーツを持っていきましたが、ちょうど良かったです。
5ミリを持ってきた友人は暑すぎると言って途中上だけ脱いで泳いでました。
バリ人は、上ウェット、下海パンのスタイルで潜ってる人が多いです。
この辺りで狙える魚は、イソマグロ、サワラ、ハタ、フエダイなどです。
特にサワラはバリでは市場で1キロ1000円以上で取引される高級魚で味も美味しいため、一番のターゲット魚です。
イソマグロは1メートル弱のものを2匹見ましたが、距離を詰めることはできませんでした。
フエダイは何匹かみました。
ハタは小さいのはいましたが、大きいのは見ませんでした。
僕は、通常、魚を相当選り好みして取るタイプなので、今回はでかいハギしか仕留められませんでした。
しかし、今回バリの魚突きのコツがわかったので次回は大物狙いたいと思います。
ポイント②
3日目はクタ周辺の海で魚突きしました。船はローカル船を手配してもらい、ギアレンタル、ガイド、料理代込みで1人7000円ほどでした。
ローカル船はエンジンがそんなに大きくないため、あまり遠くにはいけません。
写真のこのあたりで1日過ごしました。
この辺りは、ペニダに比べて、水温が2℃ほど高いのと、波がほとんどないので、初級者にはちょうどいいです。
しかし、クタに近いこともあり、魚が小さく、透明度も10メートルくらいしかないため、上級者には少し物足りません。
ただ、ここにサワラのルートがあるみたいで急に大物に遭遇することもあります。
僕は残念ながら取れなかったのですが、友人の1人がこの場所で見事7キロのサワラを仕留めました。
感想
今回、フリーダイビング世界大会のキプロス以来約一年ぶりの海外となりました。
ワクチンを打ってなかったため、渡航には不安があったものの、結果問題なく旅を終えることができました。
また、バリでの初めての魚突きのため右も左もわかりませんでしたが、マリオやスタッフに全部やってもらい、とても快適な魚突きとなりました。
バリ最高!
近々、3月頭くらいにお魚わっしょいin Baliをやるので参加したい方早めに連絡ください。12名限定でやる予定です。
では、そのうち動画アップするのでチェックしてみてね。