ども、スピアフィッシャー菊本です。
魚突きを始めたい、でもどのようなスキルが必要かわからない
という方のために、魚突きに必要なスキルをご紹介します。
スキルを身につけ、楽しい魚突きを始めましょう。
息止め
まず、これができないと始まりません。
ストップウォッチを使って、自分の限界を知りましょう。
椅子などにもたれかかってリラックスしながら測るといいですね。
苦しさが来ても体を緊張させずに、力を抜いて、苦しさを受け入れるようにするのがコツです。
足のつかない海で魚突きをするには、体を動かさずに最低2分は息を止めれるようにした方がいいですね。
2分間息を止めれなかった人はこちらをご参考に練習してみてください。
素潜り
潜って魚を突くわけですから、素潜りができないと話になりません。
せめて5m、できれば10mくらいは潜れた方が突ける魚は多くなります。
しかし、息は止めれるけど、耳抜きは苦手という方いらっしゃると思います。
そのような方に一つアドバイスすると
体を極力リラックスさせることが重要となります。
体をリラックスさせると、耳抜きのために必要な筋肉も緩くなり、耳抜きがしやすくなります。
逆に、体に力が入っていると、なかなか耳抜きできません。
慣れてない海でリラックスするのは難しいかもしれませんが、意識的に体の力を抜くことで少しづつできるようになって来ます。
スノーケルクリア
スノーケルクリアというのは、素潜りの後、スノーケルの中に入った海水を、ピューっと吹き出すことをいいます。
水面ではスノーケルを使い空気を吸っていても、素潜りを始めるとスノーケルの中にコポコポと水が入って来ます。
これは、絶対に避けられません。
そのスノーケルの中の水を排出するため、
浮上後、スノーケルをくわえたまま息をふっと吹き込んでください。
これは多少の勢いが必要になります。
うまくいけば、空気に押されて、スノーケルの中の水が外に排出されます。
仕組みを知れば簡単ですが、知らないと多少焦ることになりますw
マスクブロー
魚突きのために素潜りをすると、水圧の関係でマスク内の空気がどんどん圧縮され、マスクが顔にひっついて来ます。
ある程度までの深度ならほっといても大丈夫なのですが、そのうち目が飛び出そうになり我慢ができなくなって来ます。
そのような時は、鼻から空気を少しづつ吐き、マスク内の空気量を増やして、通常の状態に戻してあげないといけません。
これがマスクブローです。
ちなみにこの写真のマスクは僕が使ってるものでが、マスクブローを少なくするため、容量が極力小さいものを選んでいます。
ただ、その反面、視界がやや狭くなるというデメリットもあるので、どちらかというと上級者向けの道具となります。
初めての方は、容量よりも視界の広さを重視した方がいいですね。
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フィンキック
これも重要です。
フィンをつけたまま泳ぐことに慣れてないと、
足をつりますw
特に30歳以上の方々お気をつけください。
魚突きを教えて欲しいと連れてった友人の4割はフィンキックをしてる最中に足がつり、魚突きどころではなかったです。
できれば魚突きに行く前に海でフィンをつけ、しばらく泳ぐことでフィンに慣れましょう。
一つコツをお教えすると、ゆっくりと大きく上下にキックする
これを意識してください。
フィンはしなり切るのに時間がかかるので、通常のバタ足のように素早く打つとうまく進みません。
ゆっくり大きくを意識しましょう。
まとめ
魚突きをする前に覚えないといけないことがあって、少し萎え気味ではないですか?
大丈夫ですか?
しかし、スキルは本当に大切です。
まず、陸上で息の限界を知り、マスクとフィンをつけて、素潜り、フィンキック、マスクブロー、スノーケルクリアを覚えましょう。
モリを持つのはそれからでも遅くありません。
そもそも、スキル不足で始めると危険ですし、楽しくありません。
焦らずゆっくり、徐々に魚突きに向いてる体を作っていきましょう。