フリーダイバー菊本

魚突き、フリーダイビング、息止め、空家再生の話を書いていきます

魚突きのポイントの見つけ方

 

ども、菊本です。

 

僕が、5年前魚突きを始めた時は、どこで魚を突いていいのか全くわかりませんでした。

 

僕は、当時大阪に住んでいたのですが、大阪近郊の京都、福井、和歌山、三重などに出向いて適当にあたりをつけ潜っていたのですが、思ったより魚がいないということが良く起きました。

 

そんな当時の自分のように、魚突きができるポイントが良くわからないという方のために、方法をお教えします。

 

それは、google mapの航空写真を利用してポイントを探すという方法です。

 

今回は、さらに具体的に、その探し方をご紹介します。

 

 

まずは、行きたい場所を見つける

 

お手元のスマホかPCでgoogle mapの航空写真の画面にします。

 

通常のデフォルトモードのままの方は、この写真ラーメンの右下のひし形を丸で囲んだボタンを押します。

 

すると、航空写真モードを選べますので、そちらを選択してください。

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この写真はデフォルト状態のままです。

 

次に自分の行きたいエリアの海岸線をくまなく見て行きます。

 

岩がゴツゴツあるようなポイントが理想です。

 

こんなところとか

 

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こんなところ

 

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逆にこうゆうところは向いてません

 

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こことか

 

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ほとんどの魚は岩地にいます。

 

砂地にいる魚はせいぜい、キス、カレイ、コチくらいで数も少ないので行かない方が無難です。

 

また、砂地は海流で砂が舞い上がる関係で視界が悪いことが多いです。

 

岩がゴツゴツしてる場所を選びましょう。

 

その場所まで行けるか考える

 

魚突きは、海に入ってすぐそこがポイントということはかなり稀です。

 

その場所まで、どうにかして行かなくてはなりません。

 

また、海に入る以前の問題として、

 

近くまで車で行けるか

車を止める場所はあるか

 

というのも重要な要素になります。

 

車をどこに止めて、どの程度歩き、海に入ってからそのポイントまでどのように行くかを考えましょう。

 

ちなみに参考になるかわかりませんが、僕の場合は、車を止めてから海まで1時間歩き、海にはいってからポイントまで2キロ泳ぐ

 

ということをざらに行なっていますw

 

1時間歩くといっても、普通の舗装された道ということは皆無で、道のない山を木をなぎ倒しながら降る、炎天下の岩場を歩き続けることも多いです。

 

泳ぐのは、2キロならだいたい30分くらいで到着するのですが、潮の向きによっては1時間くらいかかることもあります。

 

しかし、そうやって行ったポイントには魚がたくさんいることが多いです。

 

逆に行きやすいポイントには魚は少ないです。

 

参入障壁が高いとブルーオーシャンが待ってるってことですね。

 

僕はフリーダイビングのトレーニングを兼ねているので、こうゆうことをやってるのですが、手っ取り早くポイントまで行きたいという方は、水中スクーターを利用する手もあります。

 

調べて貰えばわかりますが、水中スクーターは掴んでるだけで海中を高速移動できる優れものです。

 

泳ぐ必要は全くありません。

 

友達は、もうこれがないと魚突きできないと言ってましたw

 

行ってはいけない場所は避ける

 

①船の航路

 

船の航路で魚突きをやるのはかなり危険です。絶対やめましょう。

 

ある程度大きい船の航路はgoogle mapの航空写真でも確認できます。

 

②漁港の近く

 

船が多いということもあるのですが、漁師の漁場とかぶるため、漁師と揉める可能性があります。

 

漁港から離れた場所で魚突きをするのが無難です。

 

 

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こんなところ

 

③宗教的なものが絡んでるところ

 

これは、ネットで事前に調べることはほぼ不可能です。

 

できれば現地で情報収集しましょう。

 

僕の経験をお話しします。

 

海に入る準備をしていると、その土地の住民にこんなことを言われ時がありました。

 

「ここは神様の海だから誰も泳いじゃいけない」

「あそこの島は神聖な島、泳いで近くまで行ってはいけない」

 

法律的に禁止されてるわけではないので、無視しても違法にはなりませんが、避けておくことが無難です。

 

バチが当たるということではなく、

 

海流が複雑で昔は溺れる人が多発した→神聖な場所になった

 

ということも多いし、住民の宗教観を無視した行動をとれば、

 

警察に通報される

車のタイヤをパンクされる

 

などの嫌がらせを受け、自分にとって不利益なことが起こります。

 

避けたほうが無難でしょう。

 

まとめ

 

ある程度あたりをつけて海に潜っても、ハズレをひいてしまうことも良くあります。

 

でも、何度かやってるうちにここは魚が多そうというのが感でわかるようになってきます。

 

魚突きは長年付き合う類の遊びです。

 

徐々に海のことを理解しながら、魚の豊富な日本の海に感謝し、美味しい魚を突き、いつまでも健康的に末長く遊んでいきたいですね。